SS >>【お題】04. ずっと願っていたもの

届くことのない５のお題




お題完成に向けて再度掘り出し出発。
追記から04.　ずっと願っていたもの
にいテオ。むしろおにいやん←テオ。

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「おにいやん、おにいやん！」

「ん〜？」

「おにいやん起きてー！」

「なんだ〜？」


目をこすりながらこっちをみたおにいやんは目線がとってもうつろ。
だっておにいやんの眼鏡は私がかけてるんだもの！


「ねー似合うー？」

「ん〜テオは目いいのにかけちゃ悪くなるぞ〜」

「そんなことないも、わ、とっ」


おにいやんのいった通り、眼鏡をかけて逆に視界がぼやけてるテオは
つまづいておにいやんにタックルをかけてしまった。


「ほ〜らいわんこっちゃねーの。」


ぽんぽんと頭をなでられたから思わずばっと思いっきり顔を上げておにいやんをみた。
するとおにいやんは首を傾げてはてなを浮かべている。


「テオのことおこらないの？」

「なんで？」

「…おにいやんにタックルしたから…」


お父さんとかは…ぶつかっただけで殺されそうになるんだよ。
っていったらおにいやんは目をまん丸くしてちょっと苦笑した。


「アドさんはお父さんとは違うからな〜優しいぞ〜」

「あはは」

「乾いた笑いやめろw」


くっくっくって笑ったおにいやんの顔がめちゃくちゃ近いなぁ。
あっ、今テオ、おにいやんのお膝の上にいるんだった！
えーいこの際今のうちにくっついちゃえー！
…ってぐりぐりとおにいやんの青いジャケットに頭押し付けてぐりぐりぐりぐりしておいた。
大事な事なので４〜５回いっとくよ。ぐりぐり。もういっちょぐりぐり。


「ぐりぐりしすぎ！」

「はーい」


おにいやんに頭を軽くチョップされるとぐりぐりをやめて眼鏡をかえす。
あー。やっぱりテオって目いいんだな！
おにいやんってめちゃくちゃ目悪いな。


「お昼ご飯たべにいこっ」

「おっいいね〜」

「今日のお昼はもちろん…」

「そりゃ…」


「「ガブリアスをふんだんに使ったソール丼！！」」


にししっと笑い合うとおにいやんより先に食堂へ走った。
今のテオ、すっごくにやにやしてなかったかな。
だってだって。























ずっと願っていたもの
（だーいすきなひと！）





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おにいやん好きすぎてきもちわるいですねw

つまるところテオはどうやら行方不明のお父さんにDVされてたようですね？（


にいテオ萌える…ごめん刃さんとついでに斗影氏にもなぜかあやまっとく！